当院におけるぺチロルファンの筋肉注射による和痛分娩について
ぺチロルファンは国内で無痛分娩に使用が認められている薬剤(麻薬)で、
お産の疼痛緩和(和痛)の作用と、気持ちを落ち着かせる作用があります。
お産が始まって、ある程度進んだ段階で筋肉注射をします。原則は一回投与です。
副作用としては母体の眠気やふらつき、せん妄などが出ることがあります。
(血中酸素が不足すること)また生まれた赤ちゃんには非常にまれですが、哺乳不良や酸素化不良などの
影響が出ることがあるので、生後は慎重に観察します。
なお最近の研究報告では、ぺチロルファンを母体投与しても、生まれた赤ちゃんへの
悪影響は増えないと言われています。
【費用】 15,000円 鎮痛効果の強弱に関わらず費用は一律です。