たまご館
不妊症治療について
不妊症の治療
以上に述べた検査を何回かに分けて施行した上で治療の必要のある方には、以下の診療を施行します。しかし来院される方の約50%は排卵日の指導(最も妊娠しやすい日の指導)だけでも妊娠します。残りの50%の方は何らかの治療が必要です。
排卵障害
クロミッド・hMG製剤を中心とした薬物による排卵誘発
卵管機能に軽度異常のある方
通水(卵管に生理食塩水を通して卵管をお掃除する方法)
男性の精子に問題のある方 卵機能に中等度異常の障害のある方 機能性不妊の方※1
人工授精(AIH)・体外受精(IVF・ET)・顕微授精(ICSI)をお勧めします。
※これら3つの方法は残念ながら保険が使えません。自費負担となります。
※これらの方法で運良く妊娠して産まれた赤ちゃんは、自然妊娠と比較して、奇形率に差は有りません。一般の方が最も心配される点ですので、最初に申し添えます。
徳島県不妊治療費助成制度をご利用ください
徳島県では、次世代育成支援の一環として、高額の医療費がかかる配偶者間の不妊治療に要する費用の一部を助成しています。対象となるのは体外授精又は顕微授精で、指定医療機関での治療に限られています。当院は指定医療機関ですので、安心して助成制度をご利用いただけます。
この制度の適用には他にも条件がございますので、詳しくは徳島県のホームページにてご確認ください。 → 徳島県こうのとり応援事業(不妊治療費助成事業)について